Windows10にJupyterLabをインストールする
元々は、自社の勉強会でGithubの使い方を自習するはずだったのに、途中で大幅脱線してしまったので記録を残します。
尚、本文中にできてくる項目の詳細はお手数ですが各自でご確認ください。
経緯
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- Githubのアカウントを取ろう。
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- Githubのプロジェクトを作ろう。
- Githubにファイルを送ろう。←ここが脱線点
ローカルPCにPython環境とGit環境が全く入っていなかったので思いつきで構築しようと思った。それもGitアプリをインストールするのではなく、最近イベントで小耳にはさんだ「Jupyter Lab がさらに使いやすくなったよ」との情報からさらに、
Jupyter LabからGithubの連携もできるみたい → 入れてみよう!
と脱線の被害が拡大したことになった。
Githubはブラウザ上からでもファイルを保存したり更新できたりするのですが、今回は手を付けずに終わっています。
実施した脱線の手順
以下に脱線した時の手順を記載します。※真似しないでください。
1. Pythonのインストール
= windows Store から Python3.8 をインストール
2. Pythonでpipの更新
= python -m pip install –upgrade pip
3. jupyterlabのインストール
= pip install jupyterlab
4.jupyterlabの実行
= jupyter lab
5.ブラウザで確認
= ファイルが無いエラー
= コンソールに表示しているアドレスを使うと表示できる。
■問題点
上記4で実行した際、自動でブラウザが開きファイルを開こうとするがファイルが無い。
開こうとするファイルは以下のファイル。
file:///C:/Users/<Me>/AppData/Roaming/jupyter/runtime/nbserver-1100-open.html
ところが ”jupyter” のフォルダが存在していないのでファイルもなかった。
実際は以下のフォルダに存在した。
C:\Users\<Me>\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps\PythonSoftwareFoundation.Python.3.8_qbz5n2kfra8p0\jupyter/runtime/nbserver-1100-open.html
■調査
インターネットで情報を検索すると次の情報にたどり着く。
20200110: Microsoft Store 版 Python と vscode で jupyter notebook編集する
jupyter notebookで、なぜかimportが通らない問題
要するに、windows store から入れたPythonでは、環境変数の設定値が違うと判明。
■結果
Python公式サイトからWindows用をインストールしましょう。
脱線の修復
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- Windows store の pythonを削除
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- Python公式サイトのイメージをダウンロード
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- 今回は、python-3.8.3-amd64-webinstall.exe を使った。
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- 次のサイトを参考に JupyterLabをインストール。
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- Jupyter Lab 2.0の導入(2020年3月)
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- jupyter Labが期待通りに動作することを確認した。
jupyterLabにGithub拡張を設定する。
node.jsが必要なので公式サイトからインストールする。
次のコマンドを実行する。
jupyter labextension install @jupyterlab/git
pip install jupyterlab-git
jupyter serverextension enable –py jupyterlab_git
ファイルをGithubにpushする。
ここで、結局Githubにpushできませんでした。
恥ずかしながら、jupyterLabの使い方が良くわかっていません。
ということで、本来のGithubの学習にもどります。
結論
Python は公式からインストールした方が良いかも。
以上でした。