今回は、AWSの統合開発環境(IDE)Cloud9上でデータサイエンスをする上で開発効率が一気に上がるIDEのJupyter Labを立ち上げる方法を紹介します。

この記事の流れ

① Cloud9にJupyterをインストール
② Jupyter labを立ち上げる
③ Jupyter labに入る

①Cloud9にJupyterをインストール

今回使うCloud9はAmazon Linux2、Pythonはdefaultのversion 3.7.10をを使っています。
それでは、Cloud9上のTerminalでJupyter labをインストールしましょう。

pip install jupyterlab

②Jupyter labを立ち上げる

次にJupyter Labを立ち上げます。ここで、ローカル環境でよくやる

jupyter lab

というコマンドを書けばすぐに立ち上がってWebブラウザを開いてくれましたが、Cloud9ではそうなりません。
またJupyter Labのデフォルトポート番号は8888ですが、Cloud9上で実行しているアプリケーションをプレビューするには、ポートの設定を8080、8081、8082を指定している必要があります。

AWS Cloud9統合開発環境 (IDE)で実行中のアプリケーションをプレビュー

コマンドを以下に変更して実行しましょう。

スクリーンショット 2021-10-31 20.10.32.png

この下から2番目の
token=8e{モザイク}
のtoken=よりも後の部分をコピーしておきましょう。Jupyter Labに入るためのトークンです。

③Jupyter labに入る

実行後、optionタブの[Preview] → [Preview Running Application]をクリックすると以下の?の画面に遷移します。

スクリーンショット 2021-10-31 20.44.00.png

赤丸をしてる部分をクリックすると、Jupyter Labのログインページに遷移します。

スクリーンショット 2021-10-31 20.58.06.png

ここに先程のトークンを入力して、アクセス成功です!

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