この投稿ではRustをインストールし、Hello Worldするまでの手順をステップバイステップで解説します。Rust入門以前の「とりあえず、Rust触ってみよう!」系の記事です。
Rustをインストールする
下記のコマンドを実行して、Rustをインストールします。
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
これを実行してしばらくすると、次のようなインストール方法の選択肢が出てきます。
1) Proceed with installation (default)
2) Customize installation
3) Cancel installation
1を選択すると、Rustの実行ファイルなどが配置されたり、Rustツールのパスが$PATHに追加されたりして、すぐにRustが使えるようになります。
ちゃんとインストールできたかを確認するために、rustcコマンドでバージョンを出してみましょう。
rustc --version
次のようにバージョン番号が表示されれば、Rustのインストールは成功です。
rustc 1.64.0 (a55dd71d5 2022-09-19)
RustでHello Worldを書く
次のRustコードでhello.rsというファイルを作ります。
fn main() {
println!("Hello, world!");
}
コンパイルする
Rustで書いたコードを実行するは、基本的に一度コンパイルする必要があります。
コンパイルするにはrustcをコマンドを使います。rustcの第一引数にコンパイルしたいファイルを渡して実行します。
rustc hello.rs
コンパイルが成功すると、helloというファイルが生成されます。
Rustで書いたプログラムを実行する
生成された実行ファイルを実行すると、上のhello.rsで書いた処理が実行されます。
$ ./hello
Hello, world!
上のように「Hello, world!」が表示されれば成功です。