setprecision関数は、浮動小数点数の有効桁数を設定します。
C++では、setprecision()関数は浮動小数点出力の精度を設定するために使用されます。この関数はライブラリのヘッダーファイルによって提供されます。
具体的には、setprecision(n)関数は浮動小数点の表示桁数をn桁に設定します。これは、浮動小数点を出力するときに、小数点をn桁まで表示することを意味します。小数点の桁数がn桁に満たない場合は、末尾に0が埋め込まれます。
以下にsetprecision() 関数の使用例を示します:
#include <iostream>
#include <iomanip>
int main() {
double number = 3.14159265358979;
std::cout << std::setprecision(4) << number << std::endl;
std::cout << std::setprecision(6) << number << std::endl;
std::cout << std::setprecision(10) << number << std::endl;
return 0;
}
出力
3.142
3.14159
3.141592654
上述の例では、setprecision(4)は小数点以下の桁数を4桁に設定するので、出力結果は3.142となります。setprecision(6)は小数点以下の桁数を6桁に設定するので、出力結果は3.14159となります。setprecision(10)は小数点以下の桁数を10桁に設定するので、出力結果は3.141592654となります。
setprecision()関数は浮動小数点数の出力のみに影響することに注意してください。整数の型には無効です。なお、setprecision()関数は現在の出力ストリームのみで有効で、他の出力ストリームには影響しません。