数値型のオラクルの使用方法
OracleのNUMBER型は、数値データを格納するために使用されるデータ型です。以下は、NUMBER型の使用方法です。
- NUMBER型変数を宣言する:
DECLARE
num_val NUMBER;
BEGIN
num_val := 10;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num_val);
END;
上記のサンプルで、num_valという名前のNUMBERタイプの変数を宣言し、10を代入しています。
- テーブルの列を NUMBER 型として定義する:
CREATE TABLE employees
(
emp_id NUMBER,
emp_name VARCHAR2(50),
salary NUMBER(10, 2)
);
上記の例では、employeesという名前の表を作り、emp_idとsalaryという列のデータ型はNUMBERに設定しました。
- 数値計算を行う
DECLARE
num_val1 NUMBER := 10;
num_val2 NUMBER := 5;
result NUMBER;
BEGIN
result := num_val1 + num_val2;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(result);
END;
上の例では、NUMBER型変数num_val1とnum_val2を宣言し、これらを変数resultに足して代入しています。
- NUMBER 型の集計関数を使用します
SELECT AVG(salary) FROM employees;
上記例で、AVG集計関数は、データ型がNUMBERのemployees表のsalary列の平均値を計算しています。
なお、NUMBER型では精度と範囲を指定できます。精度は数字の桁数と範囲是小数点以下桁数です。例えば、NUMBER(10, 2)は最大10桁の数字を保持でき、小数点以下は最大2桁です。