抽象メソッドの特徴はJavaでは?
実装部を持たず、メソッドの宣言のみを持ち、メソッド本体を持たないメソッドを抽象メソッドといいます。その特徴として、
- 抽象メソッドは抽象クラスまたはインターフェースで宣言されなければならず、「abstract」キーワードが修飾子として使用されます。
- 抽象メソッドはメソッド本体がなく、メソッドの宣言のみがあり、セミコロンで終わります。
- 抽象メソッドとは、具体的な実装を持たず、メソッドの宣言のみがあるもので、その実装はサブクラスに委ねられています。
- 抽象クラスまたはインタフェースを実装したサブクラスは、抽象メソッドを実装する必要があります。そうでなければ、サブクラスも抽象クラスとして宣言する必要があります。
- 抽象メソッドは引数があってもなくてもよい。
- 抽象メソッドは、戻り値を持たせることも、持たせないこともできます。
抽象メソッドとは、規範や制約を定義し、それをサブクラスが実装することを強制するメソッドのことです。抽象メソッドにより多態性が実現され、コードの拡張性や保守性が向上します。