マザーボード交換後にLinuxがブートできない場合の解決方法

マザーボードを変更すると、ハードウェア構成が変更されるため、従来のブートローダーが新しいハードウェアを認識できず、システムを起動できない場合があります。この問題を解決するには、以下を実行します。

  1. ブートローダーの更新: 修復モードでシステムに入り、またはLiveCDから起動し、ブートローダーを更新するために、次のコマンドを実行 (grubの場合):
sudo update-grub
  1. ブートローダーの再インストール:システムの修復モードまたはLiveCDでシステムを起動し、ブートローダーを再インストールするために以下のコマンドを実行します(grubの場合):
sudo grub-install /dev/sda

/dev/sda はハードディスクデバイスです。

  1. ブート設定ファイルの編集: ブートローダーが新しいハードウェアを依然として正しく認識できない場合は、ブート設定ファイルを編集できます。まず、ブート設定ファイル(/boot/grub/grub.cfg など) を探し出し、テキストエディターで開いて編集します。他の同様のエントリの構成を参照し、ブートパラメータとハードウェア情報を編集し、ファイルを保存してシステムを再起動します。
  2. システムの再インストール:上記の方法ですべて解決できない場合は、最終的な解決策としてOS(オペレーティングシステム)の再インストールが考えられます。再インストールの際には、データが失われないよう必ずバックアップを取っておきましょう。

マザーボードの交換後は、システムが正常に動作するようにドライバの再インストールが必要になる場合があります。

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