SQL LIMIT句とは?件数制限とOFFSETの使い方【データベース】
データベースでは、LIMITは結果セットの行数を制限するための機能の一種です。通常、SELECT文と一緒に使用され、クエリ結果の行数を制限するために利用されます。LIMITの機能には以下のものがあります:
- 結果の行数を制限する:LIMITキーワードを使用して結果の行数を指定することができます。たとえば、SELECT * FROM table_name LIMIT 10; は、テーブルの最初の10行のデータを返します。
- LIMITはよくページ分けの機能で使用され、返される開始位置と行数を指定することでページング効果を実現します。たとえば、SELECT * FROM table_name LIMIT 10 OFFSET 20;とすると、21行目から30行目のデータが返され、3番目のページの内容を表示するのに使われます。
- 行数を制限する:LIMITを使用して、他の条件と組み合わせてクエリ結果の行数を制限することもできます。例えば、column_nameが’value’の場合に適合する最初の5行のデータを返す、SELECT * FROM table_name WHERE column_name = ‘value’ LIMIT 5;
- ランダムな行数を取得するには、ORDER BY RAND()とLIMITを組み合わせて使用することで可能です。例えば、SELECT * FROM table_name ORDER BY RAND() LIMIT 1;とすると、ランダムな1行のデータが返されます。
総じて、LIMITはクエリ結果の行数を制限して、検索効率と性能を向上させるために主に使用されます。