ダイアログボックスの作成と表示におけるdialogboxparam関数の使用方法 Windows APIにおける
ダイアログボックスのパラメーター関数であるDialogBoxParam関数は、ダイアログボックスを作成するためにWindows APIで使用される関数の1つです。その機能はDialogBox関数の機能に似ていますが、パラメータがダイアログボックスプロセスに渡されます。
DialogBoxParam 関数のプロトタイプは次のようになります。
HWND DialogBoxParam(
HINSTANCE hInstance,
LPCTSTR lpTemplateName,
HWND hWndParent,
DLGPROC lpDialogFunc,
LPARAM dwInitParam
);
パラメータの説明:
- hInstance:現在のアプリケーションインスタンスのハンドルです。
- lpTemplateName: ダイアログテンプレートのリソース識別子またはダイアログテンプレートの名前。
- hWndParent:親ウィンドウのハンドル。NULLの場合は、ダイアログボックスに親ウィンドウがないことを示します。
- lpDialogFunc:ダイアログプロシージャへのポインタ。ダイアログプロシージャは、ダイアログイベントを処理するコールバック関数です。
- dwInitParam :ダイアログ手順に渡す初期化パラメータ。
ダイアログボックスの操作処理は、DialogBoxParam 関数で行います。
- lpTemplateName で指定されたリソース識別子または名前に基づいてダイアログ テンプレートを読み込む。
- CreateModalDialogのhWndParentで、モーダルダイアログを作成します。
- ダイアログに、lpDialogFunc で指定されたダイアログ プロシージャを関連付けます。
- ダイアログプロシージャの初期化パラメータにdwInitParamを渡す。
- このダイアログボックスが閉じられたとき、関数が返ります。
DialogBoxParam関数を利用することで、ダイアログプロシージャに渡すパラメータを拡張することができ、ダイアログプロシージャはそれらのパラメータを使用して初期化やその他の操作を実行できます。また、ダイアログプロシージャは、必要に応じて、ダイアログイベントの処理時にこれらのパラメータを使用できます。