オラクルはどのように四捨五入するのですか?
Oracleには、四捨五入するための複数の関数が提供されています。具体的には以下の通りです:
- ROUND関数は、指定された小数点以下の桁数に数値を四捨五入する関数です。構文は以下の通りです:
ROUND(n, d)
ここで、nは四捨五入する数値であり、dは保持する小数点以下の桁数です。 - TRUNC関数:この関数は、指定した小数点以下の桁数で数字を切り捨てます。構文は次のとおりです:TRUNC(n, d)、nは切り捨てる数値、dは保持する小数点以下の桁数です。
- CEIL関数は、数値を切り上げる関数です。構文は以下の通りです:
CEIL(n)
ここで、nは切り上げる数値です。 - FLOOR関数:この関数は、数値を切り捨てます。構文は以下の通りです:
FLOOR(n)
ここで、nは切り捨てる数値です。
たとえば、数値を小数点以下2桁に四捨五入するには、ROUND関数を使用します:
SELECT ROUND(3.14159, 2) FROM DUAL;
結果は3.14です。
小数点以下を2桁に切り捨てるためには、TRUNC関数を使用します:
SELECT TRUNC(3.14159, 2) FROM DUAL;
結果は3.14です。
CEIL関数を使用すると、数値を切り上げることができます:
SELECT CEIL(3.14159) FROM DUAL;
結果は4です。
数値を切り捨てるには、FLOOR関数を使用する必要があります:
SELECT FLOOR(3.14159) FROM DUAL;
結果は3になります。