オラクルのスナップショットが古すぎてロールバックできません
Oracleデータベースのスナップショットを前の状態にロールバックするには、以下の手順を実行できます。
- まず、データベースがarchivelogモードで動作していることを確認してください。動作していない場合はarchivelogモードに変更する必要があります。現在のモードは下記のコマンドで確認することができます。
SELECT log_mode FROM v$database;
NOARCHIVELOGと表示されている場合、アーカイブモードに切り替える必要があります。切り替えは次のコマンドで行うことができます。
ALTER DATABASE ARCHIVELOG;
- そして、Recovery Manager(RMAN)ツールを使用してデータベースに接続します。 RMANツールは次のコマンドで起動できます。
rman target /
- RMANプロンプトで、次のコマンドを使用して使用可能なスナップショットをリストします。
list snapshot;
- ロールバックさせるスナップショットを選択し、次のコマンドでデータベースをロールバックします。
flashback database to snapshot '<snapshot name>';
必要なのは、ロールバックするスナップショットの名前
- RMAN はスナップショットのロールバックを自動的に実行し、スナップショット作成時の状態にデータベースを復元します。
データベーススナップショットのロールバックはデータの喪失につながる可能性があるため、この操作を実行する前に、ロールバックが完了するまでに重要なデータをバックアップするようにしてください。また、ロールバック操作には、データベースのサイズとスナップショットの時間範囲によっては、しばらく時間がかかる可能性があります。