C言語 ceil関数とは?切り上げ処理の基本と注意点
C言語では、ceil() 関数は、引数以上の最小整数値(切り上げ)を返すために使用されます。この関数は ヘッダーファイルで定義されています。ceil() 関数のプロトタイプは以下のようになります:
double ceil(double x);
x は浮動小数点数パラメータであり、切り上げ演算が必要な値を表します。ceil() 関数は、x より大きいまたは等しい最小の整数値を示す double 型の値を返します。
例えば、
#include <stdio.h>
#include <math.h>
int main() {
double x = 5.3;
double result = ceil(x);
printf("ceil(%.1f) = %.1f\n", x, result);
return 0;
}
例の中で、ceil(5.3)は6.0を返します。これは、5.3以上の最小整数であるためです。