Wiresharkでパケットキャプチャした後の分析方法
Wiresharkはネットワークデータパケットアナライザの1つで、ネットワークパケットのキャプチャーや分析に使用できます。キャプチャーデータを分析するための一般的な手順を以下に示します。
- Wiresharkを開き、パケットキャプチャを開始します:Wiresharkのインタフェースのメインウィンドウで、Wi-Fiまたはイーサネットなどの適切なネットワークインタフェースを選択し、「開始」ボタンをクリックしてパケットキャプチャを開始します。
- パケットキャプチャ データのフィルタリング: Wireshark はパケットキャプチャ時に大量のネットワーク データ パケットをキャプチャしますが、分析を容易にするためにフィルタを使用して特定のパケットをフィルタリングできます。IP アドレスやポート番号などの単純なフィルタを使用して、より正確なパケットをフィルタリングするためにより複雑なフィルタ式を使用することもできます。
- パケットの分析:Wiresharkのメインウィンドウでは、キャプチャしたパケットのリストが表示されます。特定のパケットを選択して分析できます。パケットを分析すると、イーサネットフレームヘッダー、IPヘッダー、TCP/UDPヘッダーなどの各プロトコルレイヤーの詳細を表示できます。パケットの元の16進数コンテンツも表示できます。
- Wiresharkは統計と分析用のツールを豊富に備えており、ネットワークトラフィックの理解に役立ちます。各プロトコルの使用状況、パケットの数とサイズ、各ホスト間の通信状況を確認できます。トラフィックパターンの認識や異常検出などの高度な分析も実施できます。
- 解析結果のエクスポートと保存が可能:Wiresharkでは、解析結果をテキストファイル、CSVファイル、XMLファイルなど様々な形式でエクスポートできます。キャプチャしたパケットをまるごと保存して後から解析したり、解析結果を共有することもできます。
Wiresharkでパケットキャプチャを行った後の一般的な分析手順です。具体的な分析プロセスは、キャプチャの目的と要件によって異なります。