Windows10の仮想メモリ設定の最適化方法
仮想メモリを設定すると、システムの動作が速くなり、安定します。以下は、Windows 10 の仮想メモリの設定手順です。
- 「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」をクリック。そのうえで「システム」を選ぶ。
- 左側のナビゲーションバーにある「高度なシステム設定」をクリックします。
- 「システムのプロパティ」のダイアログボックスで「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」欄にある「設定」ボタンをクリックします。
- 「パフォーマンス オプション」ウィンドウで、「詳細設定」タブをクリックし、続いて「変更」ボタンをクリックします。
- 「仮想メモリ」画面で、「すべてのドライブのページファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す。
- ドライバー(通常はシステムのあるCドライブ)を選択し「カスタムサイズ」を選択します。
- 初期サイズと最大サイズの値(MB単位)を入力してください。通常、初期サイズは物理メモリの1.5倍、最大サイズは物理メモリの3倍に設定することを推奨します。たとえば、物理メモリが8GBの場合、初期サイズは12288MB(12GB)、最大サイズは24576MB(24GB)です。
- 「設定」ボタンをタップし、続けて「OK」ボタンをタップすると設定完了です。
なお、仮想メモリの初期サイズと最大サイズは、システム構成や利用状況に合わせて決定する必要があります。物理メモリの量に余裕のあるPC(目安8GB以上)では、仮想メモリ初期サイズと最大サイズを同じ値(例:8192MB)に設定しておくと、頻繁に仮想メモリのサイズ調整が発生することを避けることができます。