Windows Terminal の完全ガイド

マイクロソフトが開発したWindows 10上で動作する、次世代ターミナルアプリWindows Terminal。コマンドプロンプト、PowerShell、WSL(Windows Subsystem for Linux)など、複数のターミナルアプリケーションを同時に実行できる統合されたターミナル環境を提供。以下にWindows Terminalの完全ガイドを示します。

1. Windows ターミナルをインストールする

まずWindows Terminalアプリケーションをダウンロードしてインストールする必要があります。インストーラはMicrosoft StoreまたはGitHubから入手できます。インストールが完了したら、Windows Terminalはスタートメニューから見つけることができます。

ステップ 2:Windows ターミナルを設定します。

Windows ターミナルを初めて起動すると、既定の設定ファイルが自動的に生成されます。必要に応じて、カスタマイズできます。設定ファイルは、「%USERPROFILE%\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState」ディレクトリの「settings.json」ファイルにあります。このファイルは、任意のテキストエディターで編集できます。

設定ファイルでは、デフォルトのターミナルアプリやテーマカラー、フォントなどを設定できます。また、ターミナルアプリごとに専用のプロフィールを作成できます。

ステップ 3: Windows ターミナルの使用

Windows ターミナルを開くと、複数のタブを含むインターフェイスが表示されます。 各タブはターミナルアプリケーションを表します。 デフォルトでは、Windows ターミナルはコマンドプロンプトタブを開きます。

ショートカットの Ctrl + Shift + 数字キー(1~9)でタブの切り替えが可能です。また、Ctrl + Shift + プラス(+)キーやマイナス(-)キーを使うと、現在のタブで新しいタブを作成したり、閉じたりできます。

Windowsターミナルでは、標準のコマンドプロンプト、PowerShell、WSL、その他のターミナルアプリを使用できます。タブのプラス(+)ボタンをクリックし、必要なターミナルアプリを選択するだけです。また、コマンドプロンプトに「wt.exe」コマンドを入力して新しいタブを開くこともできます。

4つ目に、Windows ターミナルをカスタマイズします。

Windows ターミナルを使用すると、端末環境を完全にカスタマイズできます。配色、フォント、ショートカット キーなどを変更できます。カスタマイズしたオプションは、設定ファイルで設定します。

端末アプリごとに、専用のプロファイルも作成できます。たとえば、コマンドプロンプトでは配色を変更したり、PowerShellではフォントを変更したりなどです。

ステップ5:Windowsターミナルの高機能を使う

Windows ターミナルには、ターミナル アプリの使用を効率化するための高度な機能が備わっています。例えば、Ctrl+Shift+T を使用して現在のディレクトリーの新しいタブを開き、Ctrl+Shift+W でタブを閉じ、Ctrl+Shift+N で新しいウィンドウにタブを開くことができます。

またマウスを使用して通常の操作(テキストの選択、コピーアンドペースト)を実行できます。Ctrl + Shift + Vでテキストを貼り付けたり、マウスの右クリックメニューからコピー、ペースト、選択を実行できます。

まとめ

Windows Terminal は Windows 10 の次世代端末アプリケーションで、複数の端末 アプリを同時に実行できます。Windows Terminal はプロファイルのカスタマイズも可能で、ショートカットキーとマウス操作により効率を向上できます。このガイドがお役に立てば幸いです。

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