Windows Internet Explorer8の互換表示リストの説明

Windows Internet Explorer 8 での互換表示リストは、Internet Explorer 8 で Web サイトの表示方法を管理して調整するためツールです。互換表示は、Internet Explorer 7 の表示方法をシミュレートするもので、そうすることで古い Web サイトを Internet Explorer 8 で正しく表示できます。

互換表示リストで、ユーザーは Web サイトの URL を追加し、互換表示で表示するかどうかを選択できます。ユーザーが互換表示リストに追加した Web サイトにアクセスすると、Internet Explorer 8 は自動的に互換表示に切り替わり、Web ページを Internet Explorer 7 の表示方法を使用表示します。

互換表示リストは、新しいバージョンのブラウザの更新によって発生する Web サイトの互換性問題に対処するために主に使用されます。一部の Web サイトは、設計時に Internet Explorer の旧バージョンで動作するように特定の機能や動作に依存している可能性があり、新しいバージョンのブラウザでは正しく表示されません。これらの Web サイトを互換表示リストに追加することで、Internet Explorer 8 で適切に表示されるようにすることができます。

互換表示は、Internet Explorer にのみ適用され、他のブラウザーは互換表示に自動的に切り替わりません。また、互換表示の一覧に含まれる URL は、ユーザーによる手動の追加、またはグループポリシーによる一元管理によって管理できます。