Windows の一括ドメイン参加方法
Windows ドメインに参加させる主な方法
- AutoDomainJoinツールを使用する。AutoDomainJoinは複数台のコンピュータを一括してドメインに参加させる自動化スクリプトツールです。使用する際には、参加させるコンピュータの情報(コンピュータ名、IPアドレス、ドメイン名など)をXMLファイルで作成し、スクリプトコマンドを実行することで、コンピュータを一括してドメインに参加させることが出来ます。
- グループポリシーを使用:グループポリシーは、Windowsドメイン環境におけるコンピュータやユーザーの設定を一元的に管理・設定する機能です。グループポリシーによって、コンピュータを自動的にドメインに参加させることが可能です。具体的な手順は以下のとおりです。
- 新しいグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を作成します。
- コンピューターのドメインへの自動参加の設定(ドメイン名、OU(組織単位)パスなど)をGPOで設定します。
- GPOをドメイン内の適切なOUにリンクする。
- ドメインに参加する予定のコンピュータを OU に移動する。
- グループポリシーを更新してコンピュータを再起動すれば、バルクドメイン参加が実現できます。
上記の方法を使う際には、コンピュータのネットワーク接続が正常に行われていること、またドメインに参加する権限を持っていることを確認してください。