wget コマンドを使用して Linux でファイルをダウンロードの方法

Linux で wget コマンドを利用してファイルをダウンロードする基本的な形式は次のとおりです。

wget [オプション] [URL]

項目は必要に応じて設定でき、一般的に使用されるオプションは次のとおりです。

  1. ダウンロードするファイルの保存パスとファイル名を指定します。例えば:wget -O /保存するパスのディレクトリ/file.txt http://example.com/file.txt
  2. ダウンロードするファイルの保存先を指定する。例: wget -P /path/to/save http://example.com/file.txt
  3. -c:前回中断されたファイルのダウンロードを継続する。例: wget -c http://example.com/file.txt
  4. サイト全体を再帰的にダウンロードします。例: wget -r http://example.com

そのうち、URLはダウンロードするファイルのウェブアドレス、もしくはファイルへの直接リンクです。

例えば、file.txtという名前でファイルをダウンロードする場合は、次のコマンドを実行してください。

wget http://example.com/file.txt

ダウンロードしたファイルは現在のディレクトリに保存されます。

指定したディレクトリに保存する場合は、-P オプションを使用できます。例:

wget -P /保存場所 http://example.com/file.txt

上記のコマンドでは、file.txt ファイルが指定されたパスに保存されます。

保存しているファイル名に変更を加えるには、-Oオプションを使用します。たとえば、

wget http://example.com/file.txt -O newname.txt

上記のコマンドを実行すると、file.txt ファイルが newname.txt 名前でダウンロードして保存されます。

ダウンロードが途中までしかできていない場合は、例えば次の様に`-c` オプションを使用できます。

wget -c http://example.com/file.txt

上記コマンドは前回中断したfile.txtのダウンロードを再開します。

ウェブサイト全体をダウンロードする場合は、-r オプションを使用します。例:

wget -r http://example.com

上記の コマンドは example.com サイトのすべてのファイルを再帰的にダウンロードします。

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