VSコントロールのチャートの使用方法
チャートコントロールは Windows フォームアプリケーションで使用できる、データを可視化するのに用いられるコントロールです。簡単な使用方法を以下に示します。
まず、プロジェクトに System.Windows.Forms.DataVisualization ネームスペースが追加されていることを確認し、フォームに Chart コントロールをドラッグアンドドロップします。
チャート コントロールは、コード上で次のように構成・利用できます。
- データの追加: AddSeries メソッドを使用してグラフ コントロールにデータ系列を追加できます。たとえば、次のコードはグラフ コントロールにデータ系列を追加し、系列の名前とデータ ポイントを設定します。
Chart1.Series.Add("Series1");
Chart1.Series["Series1"].Points.AddXY("A", 10);
Chart1.Series["Series1"].Points.AddXY("B", 20);
Chart1.Series["Series1"].Points.AddXY("C", 30);
- グラフの種類を設定する:ChartTypeプロパティを使用してグラフの種類を設定できます。例えば、次のコードではグラフの種類を棒グラフに設定しています。
Chart1.Series["Series1"].ChartType = SeriesChartType.Column;
- グラフの外観をカスタマイズするには、Chart コントロールのさまざまなプロパティを使用します。タイトル、軸ラベル、凡例などを設定できます。
Chart1.Titles.Add("Chart Title");
Chart1.ChartAreas[0].AxisX.Title = "X Axis";
Chart1.ChartAreas[0].AxisY.Title = "Y Axis";
Chart1.Legends.Add("Legend");
- show()
Chart1.Show();
基本的な使用方法の例を上記に記載しましたが、必要に合わせてChartコントロールの設定や使用をカスタマイズできます。詳しい使用方法やプロパティについては、MSDNドキュメントやその他のチュートリアルを参照してください。