Visual BasicのCaseステートメントの使い方は?
VBでは、Case ステートメントは、異なる条件に基づいて異なるコードブロックを実行するために使用されます。通常、Select ステートメントと一緒に使用されます。Case ステートメントには複数の条件を含めることができ、各条件によって対応するコードを実行できます。
CASE文の使い方は次の通りです:
Select Case expression
Case value1
' code block 1
Case value2
' code block 2
Case Else
' code block 3
End Select
上記のコードでは、expressionが比較する式、value1、value2などがexpressionと比較する値です。expressionの値がvalue1と等しければコードブロック1を実行し、expressionの値がvalue2と等しければコードブロック2を実行し、expressionの値がどれとも等しくなければコードブロック3を実行します。
ケース文では範囲条件も使用できます。
Select Case expression
Case value1 To value2
' code block 1
Case value3 To value4
' code block 2
Case Else
' code block 3
End Select
上記コードではexpressionの値がvalue1とvalue2の範囲内であればコードブロック1を実行し、value3とvalue4の範囲内であればコードブロック2を実行し、いずれの範囲にも当てはまらなければコードブロック3を実行します。
さらにケース文には、Isキーワードによるオブジェクトの参照の比較や、Likeによるパターンマッチングなど、その他の条件指定もサポートされています。ケース文を使用する際には、要件に合わせて最適な条件指定を選択できます。