VHDLでEntityは何のために使われますか?

VHDL(VHSICハードウェア記述言語)では、エンティティはハードウェア回路のインターフェースや入出力を定義するために用いられます。エンティティとは、仮想的なハードウェアモジュールの外見上の特徴を記述したもので、C言語における関数宣言に類似しています。モジュールの入出力ポートや、モジュール名・種類を指定します。

エンティティの宣言は通常、次の部分で構成されます。

  1. entity名:function名と同様に、モジュールを識別するために使われる名前。
  2. ポート宣言:モジュールの入出力ポートを定義します。各ポートには名称、方向(入力または出力)、データ型があります。
  3. その他の属性:Clock周波数やレイテンシなど、その他の属性をエンティティの中で定義できます。

次に簡単な例を挙げて、VHDL でエンティティを使用する方法を示します。

entity my_entity is
    port (
        clk : in std_logic;          -- 输入时钟信号
        reset : in std_logic;        -- 输入复位信号
        data_in : in std_logic_vector(7 downto 0);    -- 输入数据
        data_out : out std_logic_vector(7 downto 0)   -- 输出数据
    );
end entity my_entity;

上記の例では「my_entity」というEntityを定義しており、このEntityはclk、reset、data_in、data_outの4つのポートを持っています。ここで、clkとresetは入力ポート、data_inとdata_outは入出力ポートになっています。

エンティティの定義は具体的なハードウェア論理実装を持たず、モジュールのインターフェースのみを記述します。モジュールの論理実装は、通常、アーキテクチャで行われます。

bannerAds