VBA グローバル変数の定義と使い方【初心者向け】
VBAでは、グローバル変数はVBAプロジェクト全体で見え、アクセスできる変数です。グローバル変数はモジュールで定義することができ、どこでも使用できます。
モジュールの最初に変数を宣言し、そのスコープをグローバルに指定するには、Publicキーワードを使用してグローバル変数を定義する必要があります。例:
Public globalVar As Integer
上記の例では、globalVarはVBAプロジェクト全体で使用できるグローバル変数です。
プログラム内でグローバル変数を使用する場合は、その名前を参照するだけでよいです。例えば:
Sub TestGlobalVariable()
globalVar = 10
MsgBox globalVar
End Sub
上記の例では、TestGlobalVariableサブプロシージャは、グローバル変数globalVarを10に設定し、その値を表示するメッセージボックスを表示します。
VBAでは、グローバル変数の使用には慎重である必要があります。なぜなら、グローバル変数は変数名の衝突やコードの保守性の問題を引き起こす可能性があるからです。必要なときにのみグローバル変数を使用したり、ローカル変数やパラメータの受け渡しを考えることでグローバル変数を置き換えることが最善です。