VB での動的配列を定義の方法
VBでは、Dimステートメントを使用して動的配列を定義することができます。動的配列は固定長の配列ではありませんので、ニーズに合わせて動的にサイズを変更できます。
動的配列を定義するサンプルコードを以下に示します。
Dim array() As Integer
この例において、arrayは整数のデータ型を格納できる動的配列です。なお、動的配列の宣言には()を用います。
動的な配列に領域を割り当てるにはReDimステートメントが使用できます。サンプルコードは以下のようになります。
ReDim array(10)
この例では、ReDim 命令は配列 array のサイズを 10 要素に調整します。配列に元々データがあった場合、サイズ調整後には元のデータは消去されます。
Preserveキーワードを使えば、既存のデータを保持したまま、新しい配列にコピーすることができます。サンプルコードを以下に示します。
ReDim Preserve array(20)
この例ではPreserveキーワードは配列arrayの元のデータを保持し、20個サイズの新しい配列にコピーします。
動的配列のサイズは、宣言時や再割り当て時だけではなく、プログラム中の任意の場所で変更できることに注意してください。ReDimステートメントを使用してサイズを変更し、Preserveキーワードを使用して元のデータを保持できます。