Unity の WebGL ビルドで応答がない場合の解決策
UnityでWebGLをビルドするときに、ハングが発生する原因は次のとおりです。
- プロジェクトが大きい場合: プロジェクトに大量のリソースファイルが含まれている場合は、パッケージ化プロセスに非常に時間がかかる可能性があります。パッケージ化時間を短縮するために、プロジェクトを最適化し、不要なリソースを削除するか、圧縮ツールを使用してリソースを圧縮することをお勧めします。
- メモリ不足:WebGLのビルドプロセスでは、大量のメモリリソースが必要です。コンピュータのメモリが不足している場合、Unityが応答しなくなる可能性があります。大量のメモリを消費している他のプログラムを終了するか、コンピュータのメモリを増やすことを検討してください。
- Unityのバージョンの問題:特定のUnityのバージョンでは、WebGLへのパッケージ化時にバグや問題が発生する可能性があります。最新のUnityバージョンにアップグレードし、ご使用のバージョンがオペレーティングシステムと互換性があることを確認することをお勧めします。
- ファイアウォールとネットワークの問題:一部のファイアウォールまたはネットワークの設定により、Unity のWebGLパッケージングがブロックされる可能性があります。ファイアウォールをオフにするか、ネットワーク設定が適切であるか確認してください。
- Unity エディタ問題: Unity エディタ自体に不具合が発生して、WebGL のビルドがフリーズすることがあります。その場合は、Unity あるいは PC の再起動を試してください。
以上の方法で解決できない場合は、Unity のコマンドラインモードでビルドを実行して、詳しいエラー情報やデバッグ情報を参照することを推奨します。WebGL のビルドには次のコマンドを使用できます。
Unity.exe -batchmode -quit -projectPath "YourProjectPath" -executeMethod UnityEditor.BuildPlayer.BuildWebGLPlayer
「YourProjectPath」を自分のプロジェクトパスに置き換えてください。そうすることで、Unityがコマンドラインウィンドウにパッケージ化プロセスの詳細を出力し、問題がある箇所を特定できるようになります。