Ubuntuでスタートアップアプリケーションを設定する方法
Ubuntu で起動時に自動的にプログラムを起動するには、以下を実行できます。
- GUIを使用して
Ctrl + Alt + T を押して端末を開き、 gnome-session-properties コマンドを入力して Enter キーを押すことで、「スタートアップアプリケーションの設定」ウィンドウを開きます。
b. 「 追加 」ボタンをウィンドウ内でクリックして新しいスタートアップを追加します。
出てきたダイアログボックスに、起動するプログラムの名前とコマンドを入力します。例えば、Firefox ブラウザを起動したい場合は、「名前」の欄に「Firefox」、「コマンド」の欄に「firefox」と入力して、「追加」ボタンを押します。
設定を保存するには「閉じる」ボタンをクリックします。
- コマンドラインで行う:
ターミナルを開きましょう。
起動アプリケーションの.desktopファイルを作成するには、以下のコマンドを入力します:
sudo nano /etc/xdg/autostart/program.desktop
「program」は起動するプログラム名です。実需要に応じて変更できます。
開いたnanoエディタに、以下を入力してファイルを保存します。
[Desktop Entry]
Type=Application
Exec=/path/to/program
Hidden=false
NoDisplay=false
X-GNOME-Autostart-enabled=true
Name[en_US]=Program
Name=Program
Comment[en_US]=Start program on boot
Comment=Start program on boot
d. 起動するアプリケーションの実際のパスに「/path/to/program」を置き換えてください。
Ctrl+Xキーを押した後にYキーを押すとファイルを保存できます。
- システムサービスメソッドを使用。
systemdサービスファイルを新規作成する(例:program.service):
sudo nano /etc/systemd/system/program.service
なお「program」はあなたが起動したいプログラム名で、実際の必要に応じて変更できます。
b. 開いた nano エディタ内に以下を入力してファイルを保存します。
[Unit]
Description=Program
After=network.target
[Service]
ExecStart=/path/to/program
Restart=on-failure
[Install]
WantedBy=multi-user.target
c. 起動させたいプログラムの実際のパスを、/path/to/program の部分と置き換えます。
Ctrl+X キーを押してから、Y キーを押してファイルを保存します。
システムサービスを有効にするには以下のコマンドを実行してください。
sudo systemctl enable program.service
起動時にシステムサービスを実行するには次のコマンドを使用してください。
sudo systemctl start program.service
Ubuntu で自動的に起動するプログラムを設定する 3 つの一般的な手法の概要が上記になります。実際の要件に基づいて、適切な手法を選択して設定してください。