tracerouteコマンドの実行方法にはどのようなものがありますか?
トレースルートコマンドはIPパケットが送信元ホストから宛先ホストまでたどる経路を追跡するのに用いられ、ネットワークにおけるパケットの経路と各ホップでの遅延時間を表示します。
Tracerouteコマンドはネイティブに以下のように使用されます。
- traceroute [対象のホスト名またはIPアドレス]: デフォルトの traceroute 動作を実行し、データパケットが送信元ホストから対象ホストに送信される経路を表示します。
- traceroute -I [対象ホスト名またはIPアドレス]: tracerouteをUDPパケットではなくICMP Echo要求パケットを使用して実行します。
- traceroute -T [宛先ホスト名またはIPアドレス]:TCP SYNパケットを使用してtraceroute操作を実行し、UDPパケットを使用しない
- traceroute -p [ポート番号] [宛先ホスト名または IP アドレス] の -p で、送信元のホストから送信する UDP パケットの宛先ポート番号を指定します。
- traceroute -q [count number] [destination hostname or IP address]: Specify the number of probes per each TTL (Time to Live).
- tracerouteコマンドで、最大のホップ数を設定します。
- traceroute -w [タイムアウト時間] [宛先のホスト名またはIPアドレス]: 各クエリを待つタイムアウト時間を指定します。
- traceroute に -n を付けると、ドメイン名解決を禁止し、IP アドレスだけを表示できます。
- traceroute -r [対象ホスト名またはIPアドレス]:送信元経路探索は実行しません。
- traceroute -s [送信元IPアドレス] [宛先ホスト名またはIPアドレス]:送信元ホストのIPアドレスを指定します。
これらの選択肢は必要に応じて組み合わせることができます。ただし、特定の命令の使い方はオペレーティングシステムとネットワーク機器によって異なる場合がありますので注意してください。