Tomcatの脆弱なパスワードを修復の方法

Tomcatの弱パスワードの脆弱性を修復するには、次の手順を実行します。

  1. Tomcatのデフォルトの管理アカウント「admin」のパスワードは空白になっているので、強力なパスワードに変更し、定期的に変更する必要性があります。
  2. 管理コンソールの設定変更によるデフォルトの管理コンソールへのアクセスの制限:Tomcatの設定ファイルを変更し、管理コンソールへのアクセスパスの変更を行うことで、これをパブリックネットワークから隠すことが可能となります。
  3. IPアドレスベースのアクセス制御リスト(ACL)を使用できる。これにより、特定のIPアドレスだけが管理画面へのアクセスを許可されるように制限できる。
  4. 強固なパスワードポリシーの使用:Tomcatでは、設定ファイルでパスワードの長さや複雑さなどの条件を設定することで、強固なパスワードポリシーの使用をサポートし、ユーザーに対して複雑なパスワードの使用を強制します。
  5. Tomcat バージョンの定期的な更新:Tomcat の最新のセキュリティパッチとアップデートバージョンを適宜インストールし、判明している脆弱性を修復します。それと同時に、Tomcat のセキュリティ発表にも目を配り、最新情報をタイムリーに把握して適切な対策を講じます。
  6. Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を活用:悪意のあるリクエストを検出してブロックします。これには、弱いパスワードを使った攻撃試行などが含まれます。
  7. Tomcat の安全監査の実施:設定ファイル、ログファイル、権限設定などを定期的に監査し、脆弱性をタイムリーに発見・修復します。
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