tomcatのスレッド数設定
Tomcatのサーバー構成ファイル「server.xml」を変更することで、Tomcatの同時実行数の設定ができます。
server.xmlでTomcatのコネクタを構成する要素を見つけます。その要素には、次のプロパティを設定することでスレッド数を構成できます。
- maxThreads:サーバのThreadPool内の最大スレッド数を設定します。例えば、maxThreads属性を200にすると、サーバが最大200個のスレッドを使用して要求を処理するように設定できます。デフォルトは200です。
- minSpareThreads:サーバーの接続スレッドプールにおける最小空いているスレッドの数を設定する。サーバーの接続スレッドプールのスレッド数が最小空いているスレッド数を超えた場合、それ以上のスレッドは停止される。デフォルト値は10である。
- maxSpareThreads: サーバーのアイドルスレッドの最大数を設定します。サーバーのアイドルスレッドが最大数を下回った場合に新しいアイドルスレッドが作成されます。初期値は200です。
以下に例示する構成
<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="8443"
maxThreads="200"
minSpareThreads="10"
maxSpareThreads="200" />
設定ファイルを編集後、Tomcatサーバーを再起動して新しいスレッド数の設定を有効にします。