C++ std::mapとは?基本と使い方をわかりやすく解説

C++において、std::mapはキーと値のペアを格納するための連想コンテナです。このコンテナは、キーに対応する値を素早く検索してアクセスする方法を提供し、辞書やハッシュテーブルのような機能を実現できます。std::mapの要素はキーの順序で並べられ、各キーはコンテナ内で一度だけ現れます。

std::mapは、特定のキーに対応する値を素早く検索する必要がある場合に通常使用されます。例えば、辞書、カウンター、インデックスの実装などです。内部実装は赤黒木に基づいており、したがって平均的な場合、検索、挿入、削除の操作の時間計算量はO(log n)となります。

bannerAds