SSHを使ってLinux SysOpsを管理する方法
Linux SysOps 管理における SSH の利用手順
- 対象の Linux サーバーに SSH サーバーがインストール済みで起動していることを確認します。SSH サーバーがインストールされていない場合は、次のコマンドを使用してインストールできます。
sudo apt-get install openssh-server
- コンピュータでターミナルやコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを利用してターゲットLinuxサーバーに接続する:
ssh username@server_ip_address
サーバ名にはユーザ名、サーバIPアドレスにはサーバIPアドレスかホスト名を入力してください。接続に成功すると、パスワードを入力するように促されます。
- パスワードを入力すると、ターゲットのLinuxサーバーのコマンドラインインタフェースに接続されます。サーバーは、コマンドを入力して実行することで管理できます。
よく使われる SSH コマンドを以下にいくつか紹介します。
- ls: 現在ディレクトリに含まれるファイルとフォルダの一覧を表示します。
- cd: 指定ディレクトリに移動する。
- mkdir: 新たなディレクトリを作成します。
- rm:ファイルを削除する、あるいはディレクトリを削除する。
- cat:ファイル内容を表示する。
- viかnano:ファイルを編集
- sudo: コマンドを実行するためにスーパユーザー権限を使用します。
- 管理作業が完了したら、以下のコマンドでSSH接続を切断できます。
exit
Linux SysOps管理をSSHで行う際は、ネットワーク接続の安定性・安全性確保に注意してください。セキュリティの強化として、パスワード認証よりも公開鍵認証の使用が推奨されます。また、管理の利便性を図るために、接続パラメータをSSH設定ファイルで設定できる機能を活用してください。具体的な使用方法やより高度な操作ついては、SSHのドキュメントやチュートリアルを参照してください。