SQL文におけるJOINの使い方

SQL文でJOINは、2 つ以上の表の行を、それら間の共有列値によって一緒に連結して、それらからデータを取得できるようにします。JOINの構文は次のようになります。

SELECT 列名
FROM 表1
JOIN 表2 ON 表1.列名 = 表2.列名

上の構文におけるJOINキーワードは結合させたい2つの表を指定し、ONキーワードは結合の条件、つまり2つの表内でマッチさせる列を指定します。結合条件は等号 (= )またはその他の比較演算子で指定することができます。

JOINの種類には、主に

  1. INNER JOIN(内側結合):2つの表でマッチした行のみを返します。
  2. LEFT JOIN(左結合):左側のテーブルのすべての行と、左側のテーブルと一致する右側のテーブルの行を返します。
  3. 右結合:右側のテーブルのすべての行と、左側のテーブルで右側と一致する行を返します。
  4. フル結合:左表と右表のすべての行を返し、両方の表で一致する行がなければ欠落した値はNULLで埋める。

以下にJOINを使用した例をいくつか示します。

  1. 内部結合
SELECT *
FROM1
JOIN2 ON1.列名 =2.列名
  1. LEFT JOIN
SELECT *
FROM1
LEFT JOIN2 ON1.列名 =2.列名
  1. 右結合
SELECT *
FROM1
RIGHT JOIN2 ON1.列名 =2.列名
  1. 全結合
SELECT *
FROM1
FULL JOIN2 ON1.列名 =2.列名

JOIN文は、他の検索条件(WHERE句など)と組み合わせて、結果をさらに絞り込むこともできます。

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