SQLでフィールドのバリデーションルールを設定する方法
SQLでは、制約(constraint)によってフィールドの有効性ルールを設定できます。制約とは、データベース内のデータの有効性を制限するためのルールです。
次に一般的な制約の型とそれらの使用方法を示します。
- NULL制約:フィールドの値がNULLでないことを保証します。
CREATE TABLE table_name (
column_name data_type NOT NULL
);
- 一意制約:フィールドの値がユニークになることを保証します。
CREATE TABLE table_name (
column_name data_type UNIQUE
);
- 主キー制約: フィールドの値がユニークであり、各行に一意の識別子があることを保証します。
CREATE TABLE table_name (
column_name data_type PRIMARY KEY
);
- 外部キー制約: テーブル間の関係を作成し、参照されるキーが別のテーブルに存在することを保証します。
CREATE TABLE table_name1 (
column_name1 data_type,
column_name2 data_type,
FOREIGN KEY (column_name1) REFERENCES table_name2(column_name2)
);
- CHECK制約:フィールドの値の範囲や条件を指定します。
CREATE TABLE table_name (
column_name data_type CHECK (condition)
);
- DEFAULT制約:フィールドの初期値を指定します。
CREATE TABLE table_name (
column_name data_type DEFAULT default_value
);
こうした制約はテーブル作成時に定義するか、または既存のテーブルに対してALTER TABLE文を使用して追加します。