SQLite の ALTER TABLE コマンドの使い方
SQLiteでは、ALTER TABLEコマンドを使用して既存のテーブルを変更できます。ALTER TABLEコマンドの構文は次のとおりです。
ALTER TABLE table_name [ADD COLUMN column_name data_type] [DROP COLUMN column_name] [ALTER COLUMN column_name data_type]
この場合、table_nameは変更対象のテーブル名、column_nameは追加・削除・変更する列名、data_typeは列の変更後のデータ型です。たとえば、「students」という名前のテーブルに、「age」という名前の列を追加し、データ型を INTEGER にする場合、次のようなコマンドを使用できます。
ALTER TABLE students ADD COLUMN age INTEGER;
studentsテーブルのageという列を削除するには、以下のコマンドを使用できます。
ALTER TABLE students DROP COLUMN age;
studentsテーブルのage列のデータ型をTEXTに変更するには、以下のコマンドを使用できます。
ALTER TABLE students ALTER COLUMN age TEXT;
ALTER TABLE コマンドは SQLite において、テーブル名の変更、主キーの削除など、いくつかの制限および制約があります。ALTER TABLE コマンドを使用する際は、必ずデータをバックアップし、変更の影響を認識しておいてください。