SQL Server 自動増分の設定方法【IDENTITYの基本】
SQL Serverでは、データの自動増加を実現するために自動増分識別列を使用することができます。以下は、自動増分識別列を持つテーブルを作成する方法を示した例です:
CREATE TABLE ExampleTable
(
ID INT IDENTITY(1,1) PRIMARY KEY,
Column1 VARCHAR(50),
Column2 INT
)
上記の例では、ID列は自動増分識別列として定義され、1からの増加を毎回1ずつ設定しています。新しいレコードを挿入する際、ID列の値を指定する必要はなく、システムが各レコードに対して一意のID値を自動生成します。
データを挿入する際には、以下の文を使用できます。
INSERT INTO ExampleTable (Column1, Column2)
VALUES ('Value1', 100)
この場合、ID列は自動的に増加し、システムは新しいレコードに固有のID値を割り当てます。
整数型の列にのみ、自動増分の識別子列を使用できることに注意する必要があります。他のタイプの列で自動増分を実現する場合は、シーケンスや他の方法を使用する必要があります。