SQL の LIMIT 句の使い方は?
SQLにおけるLIMITは、SELECT文が返す結果セットの行数を制限するために使用されます。通常、ORDER BYとともに使用され、結果を返す順序を決定し、何行返すかを指定します。
LIMIT構文の一般的な書式は次のとおりです。SELECT 列名 FROM 表名 LIMIT 行数;
なお、行数は、取得したい行数を表します。正の整数1つで指定行数の行を取得したり、2つの整数をカンマ区切りで指定して指定範囲の行を取得したりできます。
例えば:SELECT * FROM 表名 LIMIT 5; – テーブルの先頭5行を返す
例えば、MySQLなどのデータベースの中には、OFFSETキーワードを使って、結果セットの開始位置を指定することもできます。次のように指定します。SELECT * FROM テーブル名 LIMIT 5 OFFSET 10; - 11行目以降の5行が返されます
LIMIT は SQL 標準の一部ではなく、データベースごとに異なる実装や構文のため、使用する場合はデータベースに合わせて調整する必要があります。