SQL ワイルドカードの考え方
SQLワイルドカードとは、データベース内のデータを曖昧に照合・抽出するための特殊文字です。 完全一致とはならず、ある一定のパターンに合致するデータの検索や抽出に使用されます。 SQLワイルドカードには主に「_」と「%」の2種類があります。
- 下線(”“)のワイルドカードは、1文字分の位置を表します。たとえば”“のワイルドカードを使用して、「at」で終わる3文字の単語(「cat」、「hat」、「bat」など)をすべて検索できます。
- パーセント記号(”%”)のワイルドカードは、0 個以上の文字の位置を表します。たとえば、ワイルドカードとして「%」を使用すると、「a」で始まるすべての単語(「apple」、「animal」、「arrow」など)を検索できます。
SQLワイルドカードはSELECT、WHERE、LIKEなどのキーワードと一緒に使用することで、特定のパターンに基づいてデータをフィルタリング、検索できます。これらのワイルドカードは、特に膨大なデータを取り扱っていたり、曖昧な照合が必要だったりする場合に、データベース内のデータを照会するための柔軟で強力な方法を提供します。