SQL CROSS JOINとは?基本と実践的な使い方
SQLにおいて、CROSS JOINは二つのテーブル間の直積を返す操作の一つです。つまり、それは二つのテーブルの全ての可能な組み合わせを返します。
例えば、表Aと表Bの2つのテーブルがあると仮定します。表Aには3行のレコードがあり、表Bには2行のレコードがあります。CROSS JOIN操作を使用すると、表Aと表Bのすべての可能な組み合わせが含まれる6行の結果セットが返されます。
CROSS JOINの構文は次の通りです:
SELECT *
FROM table1
CROSS JOIN table2;
CROSS JOINを使用すると、結果セットが非常に大きくなる可能性があり、特に表のサイズが大きい場合はパフォーマンス問題が発生しますので、CROSS JOINを使用する前に、同じ目的を達成するためにより良い方法がないか考えることが推奨されています。