springcloud_ネイティヴのホットデプロイをどのように実現するのか
Spring Cloudはそれ自体ではホットデプロイを直接サポートしていませんが、次の方法によりホットデプロイを実現できます。
- Spring Boot DevToolsを利用: Spring Boot DevToolsは、高速な再起動を可能にするホットデプロイを開発中に提供するオプションのSpring Bootモジュールです。プロジェクトの依存関係に追加し、自動再起動機能を有効にするだけで、ホットデプロイを実現できます。
- Spring Cloud Configを使用して、分散システム内のすべてのサービスの設定を一元管理します。設定ファイルをリモートリポジトリに保存することで、ホットデプロイメントが可能になります。設定ファイルが変更されると、Spring Cloud Configは設定を購読しているサービスに通知し、設定を自動的に再読み込みします。
- Spring Cloud Busは、分散システムで状態変化を伝えるメッセージバスです。システムにメッセージキュー(RabbitMQやKafkaなど)を統合することでサービス間の設定リフレッシュを実現します。設定が変更されると、メッセージバスに設定リフレッシュのメッセージを送信するだけで、メッセージバスにサブスクライブしているすべてのサービスがメッセージを受け取って、自動的に設定をリフレッシュします。
- Spring Cloud Consul:Spring Cloud Consulは、HashiCorp Consulのサービスディスカバリや設定管理ツールです。Consulは動的設定に対応しており、設定の変更時はサービスに通知し設定を自動的にリフレッシュします。
なお、上記方法は一部のホットデプロイ機能を実現できるもので、コードの修正が必要なケースでは、サービスを再起動しないと反映されません。本番環境では、より高度なホットデプロイや段階的リリースを実現するため、コンテナ化によるデプロイ(Dockerなど)と自動化デプロイツール(Kubernetesなど)の利用が推奨されます。