SpringcloudのGatewayコンポーネントの設定方法はどのようになりますか?

Spring Cloud Gatewayコンポーネントの設定は、設定ファイルまたはプログラミングの方法で行うことができます。

設定ファイルにおいて、以下の属性を使用して設定を行うことができます:

  1. サーバーポート:Gatewayのポート番号を指定します。
  2. spring.application.name はGatewayを指定するアプリケーションの名前です。
  3. id:ルートのIDは任意に指定できます。
  4. uri:サービスの目標URL。
  5. 述語:ルーティングのマッチング条件は、リクエストのパス、メソッド、ヘッダーなどに基づいてマッチングが可能です。
  6. フィルター:ルーティングのフィルターは、リクエストを前処理や後処理などできます。

例えば、以下には簡単な設定ファイルの例があります:

server:
  port: 8080

spring:
  application:
    name: gateway

spring:
  cloud:
    gateway:
      routes:
        - id: route1
          uri: http://localhost:8001
          predicates:
            - Path=/api/**
        - id: route2
          uri: http://localhost:8002
          predicates:
            - Path=/hello/**
          filters:
            - AddRequestHeader=X-Request-Id, 12345

上記の設定により、/api/**パスへのリクエストはhttp://localhost:8001に転送され、/hello/**パスへのリクエストはhttp://localhost:8002に転送され、転送時にX-Request-Idという名前のヘッダーに値12345が追加されます。

設定をコーディングで行う必要がある場合は、@Beanアノテーションを使用してRouteLocatorのインスタンスを作成し、そのAPIを使用して設定を行うことができます。

例えば、

@Configuration
public class GatewayConfig {

    @Bean
    public RouteLocator myRoutes(RouteLocatorBuilder builder) {
        return builder.routes()
            .route("route1", r -> r.path("/api/**")
                .uri("http://localhost:8001"))
            .route("route2", r -> r.path("/hello/**")
                .filters(f -> f.addRequestHeader("X-Request-Id", "12345"))
                .uri("http://localhost:8002"))
            .build();
    }

}

上記のコードは、myRoutesという名前のルーティングルールを作成し、/api/**のパスに一致するリクエストをhttp://localhost:8001に転送し、/hello/**のパスに一致するリクエストをhttp://localhost:8002に転送し、転送リクエスト時にX-Request-Idという名前で値12345のヘッダーを追加します。

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