Springトランザクション制御の例外処理

スプリングトランザクション制御は、以下の例外処理方法を提供しています。

  1. トランザクションマネージャは、デフォルトではランタイム例外とエラーをロールバックのトリガーとして使用します。特定の例外をロールバックのトリガーとして使用したい場合は、@TransactionalアノテーションにrollbackFor属性を指定できます。例:@Transactional(rollbackFor = {CustomException.class})
  2. @Transactionalはメソッド及びクラスレベルで使用でき、トランザクションの伝播性と分離レベルを設定できます。伝播性は、トランザクションメソッドと現在のトランザクションとの関係を指定します。REQUIRED(トランザクションがあれば参加、なければ新規トランザクション作成)、REQUIRES_NEW(現在のトランザクションがあっても関係なく新規トランザクションを作成)、NESTED(現在のトランザクションがあればネストしたトランザクション内で実行、なければREQUIREDと同じ)などがあります。分離レベルは、トランザクションの分離度を指定します。DEFAULT(データベースのデフォルトの分離レベル使用)、READ_UNCOMMITTED(コミットされていないデータを読み取る)、READ_COMMITTED(コミットされたデータを読み取る)、REPEATABLE_READ(読み取ったデータを繰り返し読み取る)、SERIALIZABLE(直列化)などがあります。
  3. 例外を捕捉して、対応する処理を行うために try-catch ステートメントを使用できます。catch ブロックでは、具体のビジネスニーズに基づいて、トランザクションのロールバック、ログへの記録、エラー情報の返却など、処理を実行できます。catch ブロックで例外がスローされると、Spring トランザクションマネージャーはその例外を実行時例外として処理し、トランザクションのロールバックをトリガーします。
  4. TransactionCallbackインターフェイスを実装し、TransactionTemplateを使用してトランザクション操作を実行できます。 TransactionCallbackのdoInTransactionメソッドで具体的なビジネスロジックを実行し、例外が発生したときに適切な処理を行います。 たとえば、doInTransactionメソッドで例外をキャッチしてトランザクションを手動でロールバックするか、エラー情報を返します。

業務固有のニーズや例外状況に応じた適切な処理方法を選択し、トランザクションの一貫性と完全性を確保する必要がある。

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