SLB対応プロトコル一覧と選び方【徹底解説】
SLB(サーバーロードバランサー)でサポートされているプロトコルは、主に次のようなものがあります。
- TCPプロトコルは、データを信頼性よく転送するために使用されます。SLBは、TCPプロトコルに基づいてロードバランシングを行い、クライアントのTCP接続をバックエンドサーバーに分散させることができます。
- UDPプロトコルは、接続のないデータ転送に使用されるプロトコルです。SLBはUDPプロトコルの負荷分散もサポートでき、クライアントのUDPデータパケットをバックエンドサーバーに配信することができます。
- HTTPプロトコルは、クライアントとサーバー間でハイパーテキストを転送するためのプロトコルです。SLBはHTTPプロトコルに基づく負荷分散をサポートし、HTTPリクエストの配信と負荷分散を実現できます。
- HTTPSプロトコルは、HTTPプロトコルの暗号化バージョンであり、セキュアなハイパーテキスト転送プロトコルです。SLBはHTTPSプロトコルの負荷分散をサポートすることもでき、SSL/TLSプロトコルを使用してデータの送信を暗号化および認証します。
- WebSocketプロトコル: 1つのTCP接続上で双方向通信を行うプロトコル。SLBはWebSocketプロトコルの負荷分散をサポートし、WebSocket接続の配信と負荷分散を実現することができます。
上記は、負荷分散SLBが主にサポートするプロトコルであり、異なるベンダーの負荷分散製品ではさらに多くの異なるプロトコルがサポートされる可能性があります。