setprecision 関数の C++ における用法は?

C++のヘッダに含まれるsetprecision関数は、浮動小数点数の出力桁数を制御します。

setprecision関数は浮動小数点の出力精度を設定するために使用できます。1つの整数パラメータを受け取り、設定する有効桁数を示します。

setprecision関数の基本的な用法を以下に示します。

#include <iostream>
#include <iomanip>

int main() {
    double num = 1.23456789;
    
    std::cout << std::setprecision(3) << num << std::endl;
    
    return 0;
}

出力結果は1.23である

上の例では、std::setprecision(3) を利用して、出力の精度を小数点以下3桁に設定しています。そのため、出力結果は小数点以下3桁で切捨てられています。

setprecision 関数は、浮動小数の値自体を変更せずに出力する精度にのみ影響することに注意してください。それは単に出力時の浮動小数の表示を制御します。

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