.serialize()と.serializeArray()の違いは何ですか
フォームの要素をURLエンコードされた文字列に変換する「serialize()」メソッドは、各フォーム要素の名前と値を「&」記号で区切ってシリアル化します。
serializeArray()メソッドもフォーム要素をシリアライズするのに使われますが、各フォーム要素をオブジェクトの配列に変換します。各オブジェクトには、nameとvalueの2つのプロパティが含まれます。
違いの主な点は以下の通りである。
- .serialize()メソッドは文字列を返しますが、.serializeArray()メソッドはオブジェクトの配列を返します。
- .serialize()メソッドで返される文字列では、各フォーム要素の値はすべて文字列型で、.serializeArray()メソッドで返されるオブジェクトの配列では、各フォーム要素の値は文字列型か数値型になります。
- データ構造: .serialize()メソッドで返される文字列はURLエンコード形式で、GETリクエストやPOSTリクエストのURLパラメータとして利用できます。.serializeArray()メソッドで返されるオブジェクト配列は、JavaScriptで処理する場合に便利です。オブジェクト配列をJSON形式に変換するなどの操作が容易になります。
いずれにせよ、. serialize() と . serializeArray() メソッドはともにフォーム要素をシリアル化するために使用されるが、返されるデータ形式が異なり、用途や目的に応じて選択されるべきものである。