r言語のprop.table関数の使い方は何ですか?
prop.table関数は、表(配列)の頻度または相対頻度を計算するために使用されます。それは、表のすべての要素の合計で各要素を割ることによって、各要素の相対頻度を得ます。
prop.table関数の構文は次の通りです:
prop.table(x, margin = NULL)
パラメータの説明:
- x: 配列オブジェクト。
- marginは、計算頻度を指定する次元です。デフォルトはNULLで、表全体の頻度を計算することを意味します。1を指定すると行ごとの頻度を計算し、2を指定すると列ごとの頻度を計算します。
戻り値:
- 入力された配列と同じ次元を持つオブジェクトを返します。各要素は相対頻度を表します。
例えば、データを含む表オブジェクトxがあるとする。
x <- array(c(1, 2, 3, 4), dim = c(2, 2))
表の全体の相対頻度を計算する。
prop.table(x)
結果を出力します。
[,1] [,2]
[1,] 0.1 0.2
[2,] 0.3 0.4
行ごとの相対度数を計算します。
prop.table(x, 1)
結果出力:
[,1] [,2]
[1,] 0.33 0.67
[2,] 0.43 0.57
列ごとの相対頻度を計算する。
prop.table(x, 2)
結果を出力します。
[,1] [,2]
[1,] 0.25 0.4
[2,] 0.75 0.6