Pythonインストール後、pipコマンドが見つからない場合の解決策
Pythonインストール後、pipコマンドが使えない場合は以下の解決策を試してください。
- Python インストーラーファイルの完全性を検証する: ダウンロードした Python インストーラーファイルが破損しておらず、ダウンロードが中断されていないことを確認する。
- Python 環境変数が正しく設定されているか確認する:Python のインストールパスをシステム環境変数に追加することで、システムが Python を正しく検出し、関連するコマンドを実行できるようにします。次の手順を参照してください。
- コンピューターの「プロパティ」で、現在使っているOSのバージョンを確認します。
- オペレーティングシステムに対応するPythonのインストーラーファイルを、Pythonの公式サイトからダウンロードしてください。
- インストールファイルを実行し、「環境変数にPythonを追加」オプションを選択します。
- コマンドプロンプト(CMD)を開き、「python」と入力してPythonのバージョン情報が正常に表示されれば、環境変数の設定は成功しています。
- pipを手動インストールする:上記の方法がうまくいかない場合は、pipを手動でインストールすることができます。具体的には、以下の手順を参照してください。
- get-pip.pyスクリプト・ファイルをダウンロードする:https://bootstrap.pypa.io/get-pip.pyからget-pip.pyファイルをダウンロードする。
- get-pip.pyがあるディレクトリにcdコマンドで移動します。
- pipをインストールするには、以下のコマンドを実行します。python get-pip.py
- pip –version とコマンドを打ち込み、問題なく pip のバージョン情報が表示されれば、pip の手動インストールは成功しています。
それでも解決しない場合はPythonのインストールファイルやOS環境の特殊性が原因かもしれないので、Pythonのインストールファイルを再ダウンロードしてインストールし直すか、Python公式サイトやオープンソースコミュニティでサポートを仰いでください。