Pythonのplt.savefig関数の使い方は何ですか?
plt.savefig関数は、現在のグラフを指定したファイルに保存するために使用されます。その構文は以下の通りです:
plt.savefig(filename, dpi=None, bbox_inches='tight', pad_inches=0.1, quality=95)
パラメータの説明:
- ファイル名:保存したいファイルの名前(絶対パスまたは相対パスでも構いません)。
- dpiはオプションのパラメータで、1インチあたりのドット数(ピクセル数)を指定します。デフォルトではNoneになっており、つまりデフォルトの解像度が使用されます。
- bbox_inchesはオプションパラメータで、保存する部分を指定します。デフォルトは’tight’で、全体の図を保存します。余分な空白部分を切り取るために’tight’に設定するか、(0,0,1,1)のように値を指定して切り取る部分の境界ボックスを指定することもできます。
- pad_inches:オプションパラメータで、クリッピングされる部分の余白のサイズを指定します。デフォルトは0.1インチです。
- パラメーターである品質は、JPEGファイル形式にのみ適用され、画像の品質を指定するオプションであり、デフォルト値は95で、0から100の値をとります。
例えば、
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([1, 2, 3, 4, 5], [2, 4, 6, 8, 10])
plt.savefig('plot.png')
このコードは、現在のグラフをplot.pngという名前のPNGファイルとして保存します。