Prometheusで過去データ分析!トレンド表示方法を解説
Prometheusで履歴データとトレンド分析を表示するためには、Prometheusが提供するクエリ言語であるPromQLを使用することができます。以下は、履歴データとトレンド分析を表示するための手順のいくつかです:
- PromQLを使用して過去のデータをクエリする方法:PromQLクエリ言語を使用して過去のデータを取得できます。たとえば、sum(rate(http_requests_total[5m])) を使用すると、過去5分間のHTTPリクエストの合計数を取得できます。クエリの時間範囲を調整することで、異なる時間帯の過去データを取得できます。
- Grafanaなどのモニタリング可視化ツールを使用して、Prometheusに接続し、トレンド分析を表示するグラフを作成できます。GrafanaでPrometheusをデータソースとして選択し、表示するメトリックおよび時間範囲をグラフの構成で選択することで、過去のデータやトレンド分析を表示できます。
- Prometheusのビルトイン機能を使用すると、rate()やpredict_linear()関数などのいくつかの内蔵機能を利用して、トレンド分析を行うことができます。rate()関数を使用して時間系列の変化率を計算したり、predict_linear()関数を使用して時間系列を線形予測したりすることができます。
上記の手法を使用することで、Prometheusを使用して過去のデータやトレンド分析を表示し、システムのパフォーマンスをより良く理解し、潜在的な問題を発見できます。