Prometheus TSDBとは?役割と基本をわかりやすく解説
Prometheus内のTSDBは、時間系列データベース(Time Series Database)の略語であり、時間系列データを格納および管理するためのデータベースシステムです。TSDBは、Prometheus内で監視データの時間系列情報を格納する役割を担っており、メトリックデータ、ラベル情報、タイムスタンプなどが含まれます。TSDBを使用することで、Prometheusは監視データを永続的に保存し、クエリ、集計、データの表示をサポートし、ユーザーがシステムのパフォーマンスや健康状態を監視できるよう支援します。TSDBは、時間系列データの圧縮、インデックス作成、クエリの最適化などの機能をサポートしており、データの格納効率やクエリのパフォーマンスを向上させます。したがって、TSDBはPrometheusの中核コンポーネントの1つであり、Prometheusの監視機能に非常に重要な役割を果たしています。