PostgreSQLにおけるエポックの利用法

PostgreSQLでは、epochは1970年1月1日00:00:00 UTCからの経過秒を表します。日付や時間のデータを検索したり操作したりするときは、epochを使用してタイムスタンプを表すことができます。epochを使用する一般的な方法は次のとおりです。

  1. エポックを日付・時刻に変換する:エポックを日付・時刻に変換するには、to_timestamp 関数を使用します。たとえば、エポック値 1569888000 を日付・時刻に変換するには、次のクエリを使用します。
SELECT to_timestamp(1569888000);
  1. 日付と時刻をエポックに変換する:日付または時刻のコンポーネントを抽出関数で抽出し、抽出関数を使用してエポック値に変換します。たとえば、日付と時刻「2021-10-01 12:00:00」をエポック値に変換するには、次のクエリを使用します。
SELECT extract(epoch from timestamp '2021-10-01 12:00:00');
  1. 2つのエポック間の差異を計算する:2つのエポック値を引いて、2つのエポック間の差異(単位は秒)を計算できます。たとえば、エポック値1569888000と1572479999間の差異を計算するには、次のクエリを使用できます。
SELECT 1572479999 - 1569888000;
  1. AT TIME ZONE句を使用してepoch値をUTCから他のタイムゾーンに変換できます。たとえば、epoch値1569888000をUTCからニューヨークのアメリカタイムゾーンに変換するには次のクエリを使用できます。
SELECT to_timestamp(1569888000) AT TIME ZONE 'America/New_York';

エポックを使用する一般的な使用方法を以下に示します。エポックを使用すると、日付と時刻データを簡単に処理し、計算や変換を行うことができます。

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