PL/SQL 実行計画ウィンドウの見方
PL/SQL では、DBMS_XPLAN パッケージを使用して、説明計画ウインドウを参照できます。このウインドウには、SQL ステートメントの実行計画が表示され、クエリで参照される表、索引、結合タイプ、実行順序などの情報が含まれています。
DBMS_XPLANパッケージを使って、実行計画ウィンドウを見るステップは、以下の通りです。
- 実行したいSQL文の説明書を表示する。
- 最新のSQLの解釈プランを確認する場合は、次の構文を使用できます。SELECT * FROM TABLE(DBMS_XPLAN.DISPLAY);
- 特定のSQL文の実行計画を確認したい場合は、SELECT * FROM TABLE(DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR(”))を利用します。ここで を、実行計画を確認したいSQL文のIDに置き換えてください。
- 操作:全表走査、インデックス走査など、操作の種類を表示します。
- 表名とアクセス方法:関連する表名とアクセス方法を表示。
- 接続の種類: ネステッドループやハッシュ結合などの接続の種類を表示します。
- フィルター条件:結果セットに適用されるフィルター条件を表示します。
- 行数とコストの見積もり: 予想される結果の行数とコスト見積もりを表示します。
- 実行計画:SQL文の実行計画をツリー構造で表示します。
実行計画ウインドウでSQL文の実行計画を解析することで、潜在的なパフォーマンス上の問題を見つけて、クエリを最適化してパフォーマンスを向上させることができます。